年金には、国民年金と厚生年金と呼ばれるものがあり、国民年金は主に自営業の方などが加入し、厚生年金はサラリーマンが加入します。
そして、サラリーマンの場合、給与から天引きされている厚生年金保険料には、国民年金の部分も含まれているため、厚生年金保険料を支払っていれば国民年金の保険料も支払っていることになります。

ただ、国民年金は原則二十歳から六十歳までの方が加入するため、高卒で働いている二十歳未満の方は厚生年金を支払っていても国民年金を支払っていることにはなりません。
二十歳を過ぎれば、厚生年金を支払えば国民年金も支払っていることになります。
現在、制度が変わり、年金を受け取るには最低10年の加入が必要となりました。
10年は120月となるので、ねんきん定期便の年金加入期間が120月を超えていれば年金を受け取ることができます。

ただし、120月を満たせば年金が受け取れるというだけであり、充分な支給年金額になるわけではありません。
年金がいくらもらえるかは、加入期間とこれまで支払った納付額の両方から判断されます。
そして、国民年金の保険料は老齢基礎年金の基礎となり、厚生年金保険料部分は老齢厚生年金の基礎となります。

チェックして下さい→ねんきん定期便 見方

関連記事

    None Found